今年のTOB、12年ぶりのハイペース|「敵対的」早くも前年に並ぶ

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
東京製綱に対して敵対的TOBを仕掛けた日本製鉄

2021年のTOB(株式公開買い付け)が活発に推移している。1~5月の件数(届出ベース)は36件を数え、前年同期(21件)を約7割上回るハイペースだ。なかでもMBO(経営陣による買収)関連がすでに10件と前年の年間11件に迫っている。

また、対象企業の賛同を得ずに行われる敵対的TOBが5件と早くも前年に並び、波乱含みの様相も呈する。

12年ぶりに年間80件に迫る勢い

2020年のTOBは前年比14件増の60件で、過去10年間で最多だった...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5