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インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人<3298>、スポンサーの米インベスコ・グループがTOBを実施して非公開化

2021-06-17

米投資会社のインベスコ・グループは17日、国内不動産投資信託(REIT)のインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IOJ)に対して非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。全投資口の取得を目指しており、買付代金は最大2002億円。IOJを巡っては米投資会社のスターウッド・キャピタル・グループによる敵対的TOBが不成立となったが、IOJは投資法人のスポンサーである米インベスコ・グループに対抗TOBをかねて要請していた。IOJはTOBに賛同している。

TOB主体はインベスコ・グループ傘下のIRE IOJ(東京都港区)とMAR IOJ(同)。買付価格は投資口1口につき2万2750円で、TOB公表前日の終値2万2530円に0.98%のプレミアムを加えた。買付予定数は880万2650口。買付予定数の下限は所有割合54.1%にあたる476万1794口で、上限は設けていない。買付期間は6月18日~7月27日。決済の開始日は8月3日。公開買付代理人はSMBC日興証券。

IOJは都内を地盤にオフィスビルを中心に投資物件を持ち、東証REITに2014年に上場した。

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