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「島忠」争奪戦だけではない、2020年の小売業界のM&Aを振り返る

※この記事は公開から1年以上経っています。
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島忠を傘下に収めるニトリ(写真は渋谷公園通り店)

新型コロナウイルスは小売業を直撃した。臨時休業・営業時間短縮、消費者の外出自粛などが響き、売り上げを大幅に落とす企業が続出した。そうした中、日本の小売業として歴代トップの超大型M&Aが飛び出した。セブン&アイ・ホールディングスが2020年8月、米コンビニ第3位のスピードウェイを2兆2176億円で買収すると発表した。

セブン&アイ、北米市場で競合を突き放す

セブン&アイが買収するスピードウェイはガソリンスタンド併設型コンビニ約3900店舗を全米に展開する...

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