上場企業子会社の「解散」「清算」「売却」コロナ禍で増加
上場企業による子会社の解散、清算、売却が相次いでいる。新型コロナウイルス感染症拡大の第3波が押し寄せており、上場企業による子会社の解散、清算、売却は当面、高水準の状態が続きそうだ。
M&A Online
| 2020/11/30
2020.11.30
スシローグローバルホールディングス(HD)<3563>と、くら寿司<2695>の回転寿司大手2社の決算が出そろい、両社の業績に明暗がくっきりと表れた。
くら寿司が当期赤字に転落したのに対し、スシローグローバルHDは減益ながら営業、税引き前、当期の全段階で黒字を確保した。今期の業績見通しも、くら寿司が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「未定」としたのに対し、スシローグローバルHDは利益の全段階で前年度比40%-60%もの増益を見込む。何が両社の明暗を分けたのだろうか...
上場企業による子会社の解散、清算、売却が相次いでいる。新型コロナウイルス感染症拡大の第3波が押し寄せており、上場企業による子会社の解散、清算、売却は当面、高水準の状態が続きそうだ。
帝国データバンクが2020年度上半期(4月-9月)の倒産状況(負債1000万円以上の法的整理)をまとめたところ、倒産件数は3956件で、2004年度下半期以来の4000件割れとなった。