新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による景気低迷が長期化する中、「のれん代」を減損処理する企業が増えている。「のれん減損」で大幅赤字に転落するケースも珍しくない。2020年は「のれん減損」ラッシュになりそうだ。
「のれん代」とはM&A(買収)する際に買収された企業の純資産に上乗せした金額で、親会社となる買い手企業がブランド力や成長期待分などを評価した付加価値のこと。純資産100億円の企業を150億円で買収したとすれば、50億円が「のれん代」になる...
M&A Online編集部がM&Aデータベースで調べたところ、2020年1-6月の地域別M&Aは関東が活発だったのに対し関西は低調で「東高西低」だったことが分かった。