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[不成立]DCMホールディングス<3050>、ホームセンター中堅の島忠<8184>をTOBで子会社化へ

2020/10/02

ホームセンター大手のDCMホールディングスは2日、同業で首都圏を地盤とする中堅の島忠に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付金額は最大1636億円。両社合計の売上高は約5700億円となり、カインズを引き離して業界トップに立つ。人口減少などでホームセンター市場が縮小に向かう中、経営基盤を強化して競争力を高める。両社は店舗の重複が少ないことなどから、相乗効果の早期実現を見込む。島忠はTOBに賛同している。

島忠株の買付価格は1株につき4200円で、TOB公表前日の終値3555円に18.14%のプレミアムを加えた。買付予定数は3895万5287株で、下限は所有割合50%にあたる1947万7700株。上限は設けていない。買付期間は10月5日~11月16日(30営業日)。公開買付代理人はSMBC日興証券。決済の開始日は11月20日。

DCMホールディングスはカーマ、ダイキ、ホーマックの3社が2006年に経営統合して発足し、37都道府県に677店舗を展開。東証1部上場で、2020年2月期の売上高は4373億円。一方、島忠は1969年、家具の島忠(1979年に島忠に社名変更)として設立し、その後、ホームセンター事業に進出した。埼玉県、東京都、神奈川県を中心に60店舗を構える。東証1部上場で、2019年8月期の売上高は1463億円。

ホームセンター業界では現在、DCMとカインズが売上高で並び、業界トップを争う。DCMは島忠を傘下に取り込むことで、首位の座を確固とする。

追記事項

2020-11-13
島忠はニトリホールディングスが提案したTOBに賛同し、経営統合することを発表した。これに合わせ、DCMホールディングスが島忠に対して実施中のTOBについて、「賛同」を撤回し、取締役会としての意見を「留保」することを決めた。

2020-11-16
DCMホールディングスはTOB期間を12月1日まで10営業日延長すると発表。

2020-12-12
島忠へのTOBが不成立に終わったと発表した。

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No. 開示日 買い手 対象企業・事業 売り手 業種 ▽ スキーム ▽ 取引総額(百万円) ▽ タイトル
1
2016年6月28日
DCMカーマ(株)、(一財)布能育英会、(株)山梨中央銀行、くろがねや従業員持株会、他2社、個人株主4名ほか
2
2016年3月17日
ユーホーム(ホームセンター)8店舗
未確定
3
2015年4月10日
(株)サンワドー代表取締役社長、(有)三和堂、サンワドー共栄会、個人株主2名、サンワドー従業員持株会ほか
4
2014年8月12日
ホームセンター「ハッピーワン」3店舗
フジタ産業(株)
未確定
5
2010年11月9日
ダイレックス(株)
非公表
6
2014年7月30日
家電製品販売を除くホームセンター事業((株)ホームエキスポ)
非公表

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