コロナ禍にもかかわらず海外案件が活発 2020年の製造業M&A
2020年の製造業のM&Aは12月23日時点で前年よりも44件少ない172件と、2年ぶりに減少した。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気減速と先行き不透明感により、M&Aを手控えたとみられる。
M&A Online
| 2020/12/25
2020.12.25
2020年の人材サービス関連のM&A件数は26件と前年を10件上回り、過去10年間で最多だった18年(30件)に迫る高水準となった。買収案件だけでなく、不採算事業の撤退や事業縮小などのリストラに伴う売却案件も4件含まれる。
人材サービスは景気の変動を受けやすい業界の一つ。新型コロナウイルスの影響拡大を受け、産業界では採用を手控えたり、派遣社員を削減したりする動きが広がっており、人材サービス各社も逆風にさらされている。にもかかわらず、M&A意欲は旺盛で、「コロナ後」を見据えて強気の姿勢を崩していない...
2020年の製造業のM&Aは12月23日時点で前年よりも44件少ない172件と、2年ぶりに減少した。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気減速と先行き不透明感により、M&Aを手控えたとみられる。
新型コロナウイルスの影響で苦境に陥っている旅行会社の実態が次第に明らかになってきた。エイチ・アイ・エスは2020年10月期の営業損益が367億円の赤字に陥る見通しを公表した。