ゴルフ場の経営破たんが増加の兆しをみせている。信用調査会社が公表した2020年のゴルフ場の倒産状況によると10月までは1件にとどまっていたが、11月に入り2件が表面化した。
近年、ゴルフ場は高齢化に伴う利用者数の減少が続いており、厳しい経営環境下に置かれていた。今年はこれにコロナ禍が加わり倒産の多発が予想されていたものの、前年(4件)を下回る水準で推移していた。
緊急事態宣言下の4月、5月はゴルフ場の利用者数やゴルフ用品の売り上げが低迷したが、ここ数カ月は明るさが戻りつつある。ゴルフ場倒産は今後増えていくのか、それとも前年並みにとどまるのか...
新型コロナウイルスの影響で苦境に陥っている旅行会社の実態が次第に明らかになってきた。エイチ・アイ・エスは2020年10月期の営業損益が367億円の赤字に陥る見通しを公表した。