富士フイルムHD、「培地」で日米2社を850億円で買収

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富士フイルムホールディングス本社(東京・六本木)

ヘルスケア分野、間断なくM&Aを実行

ざっと振り返ってみる。まず手始めに2006年、第一三共から、放射性検査薬の第一ラジオアイソトープ研究所(現富士フイルムRIファーマ)を200億円で買収。2008年、医療用医薬品の富山化学工業をTOBで傘下に収めた。買収額は1169億円にのぼり、医薬品への本格進出を内外に印象づけた。2011年には、米メルクの子会社「MSDバイオロジクス」(現富士フイルムダイオシンスバイオテクノロジーズ)など2社を400億円で買収。医療機器でも2012年、米の超音波診断装置メーカー、ソノサイトを800億円で傘下に収めた...

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