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「一世帯 月2ドル」の支払いで成り立つ飲料水事業 小田兼利日本ポリグル会長に聞く

※この記事は公開から1年以上経っています。
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世界中の人々が安心して生水を飲めるようにしたい―。

納豆のネバネバ成分で水の浄化事業に取り組む日本ポリグル(大阪市)の小田兼利会長の名刺にはこの文章が印刷されている。世界中の途上国に自ら足を運び、現地で給水場(浄水装置)の建設や技術指導などを行ってきた。「給水場の周りに店舗や住宅ができ、まるでオアシスのようだ」と語る小田会長にこれからのビジネス展開について聞いた。

月に2ドルで一世帯分の飲み水を供給

―どのような国に給水場を設置されてきたのですか...

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