富士フィルムホールディングス(株)(以下、「富士フィルムHD」)は、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーであり米国NASDAQ上場企業であるCelluelar Dynamics International,Inc(以下「CDI」)の株式を公開買付により子会社化すると発表した。なお、本買収は友好的なものであり、両社の取締役会において全会一致で承認されている。

富士フィルムHDは、本件買収のために米国ウィスコンシン州にSPCを設立し、公開買付終了後に当該SPCはCDIに州法に基づく略式合併により吸収合併され、CDIは富士フィルムHDの連結子会社となる。

CDIはNASDAQに上場するバイオベンチャー企業であり、良質なiPS細胞を大量に安定生産する技術に強みがあり、大手製薬会社や先端研究機関など多くのユーザーとの供給契約、開発受託契約を締結している。富士フィルムHDは、写真フィルムの研究開発などで培った技術やノウハウを活用して、再生医療分野への取り組みを強化しており、今回本件買収を通じてiPS細胞を使った創薬支援分野に参入するとしている。

買付価格は1株当たり1965円(16.5米ドル)。

買付予定総額は365億円(3億700万米ドル)。

買付期間は2015年4月1日から開始後20営業日。

※1米ドル=119.125円にて換算。