再生医療ベンチャーの(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(以下「J-TEC」)は、富士フイルム(株)(以下「富士フィルム」)に対して、第三者割当による新株予約権の発行を行うことを決議した。当該新株予約権が全数権利行使された場合には、割当予定先である富士フイルムがJ-TECの総議決権の46.36%を保有する筆頭株主となる予定。また、富士フイルムは富士フィルムホールディングス(株)(以下「富士フイルムHD」)の100%子会社であり、同じく富山化学工業(株)は、富士フイルムHDの66%子会社であるため、両社を合算した総議決権は 50.47%となり富士フイルムHDが支配株主となる見込。

J-TECは、フジフィルムとの間において、2010年22年10月、第三者割当増資による資金調達を実施すると同時に、「資本提携契約書」および「業務提携に関する契約書」を締結し、財務基盤の強化と経営の安定化、ならびに事業シナジーの発揮に努めてきた。

フジフィルムは「ヘルスケア事業」を今後主要となる事業の一つとして位置付けており、J-TECとの間で、富士フィルムが開発する細胞培養足場材を活用した再生医療製品の研究開発委託に関し基本合意をしており、新たなプロジェクトを立ち上げる準備が進んでいること、またJ-TECの課題である財務基盤の強化を図るために必要な資本支援が今後も継続的に可能である点などを総合的に勘案して決定したとのこと。富士フイルムと研究開発や事業開発においてさらに強力な関係を構築することにより、今後、J-TECが企業理念に掲げる「再生医療の産業化」に向けてより事業シナジーを発揮することができるものと判断したとしている。

新株予約権の発行価額は5億4000万円(新株予約権1個につき 30,000 円)

資金調達額は73億8000万円。

(新株予約権の発行金額の総額に新株予約権の行使に際して出資される財産の価額の総額を合算した金額)

割当予定日は2014年3月31日。