「日本電産」の成長に陰り 新型コロナの影響は1年続く見通し
積極的なM&Aなどで成長してきた日本電産に陰りが出てきた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、経済が長期間低迷すると判断し、2021年3月期の売上高目標を2兆円から1兆5000億円に引き下げた。
M&A Online
| 2020/5/1
2020.05.01
新型コロナウイルスの影響で業績予想を下方修正する上場企業が後を絶たない。信用調査会社の帝国データバンク(東京都港区)が2020年4月28日までに発表された上場企業の業績予想の下方修正情報をまとめたところ、新型コロナウイルスの影響によって消失した売上高の合計額は2兆9089億3600万円と3兆円に迫ることが分かった...
積極的なM&Aなどで成長してきた日本電産に陰りが出てきた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、経済が長期間低迷すると判断し、2021年3月期の売上高目標を2兆円から1兆5000億円に引き下げた。
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴って、多方面に支援の輪が広がってきた。 緊急事態宣言が出された4月7日に以降は、これまでには見なれなかったような支援策が登場してきた。
合成樹脂、無機材料、機能性セラミックス、医薬品などを手がけるデンカは、5月から新型コロナウイルス感染症の治療薬として期待される「アビガン」の原料となるマロン酸ジエチルの生産に乗り出す。