すき家(東京都港区)と吉野家(東京都中央区)の牛丼大手2社が、新型コロナウイルス対策の一環として新しい施策を打ち出した。両社とも2020年3月の既存店売上高が前年実績を下回っており、新型コロナウイルス感染拡大の影響を否定しがたい状況にある。
そうした中、前年度並みの売り上げを維持するためには利用者の感染リスクを引き下げ、安心して利用できる体制を作る必要がある。そこで打ち出したのがデリバリーサービスと、社会的距離の確保。
他の飲食店でも同様の動きがあり、目新しさはないものの国民食とも言われる牛丼を巡る取り組みだけに関心を集めそうだ...
日本の小売業界最大手のイオンの業績に黄色信号が灯りつつある。連結対象子会社が相次いで業績の下方修正を行ったためだ。 売上高が8兆円を超える小売りトップ企業の決算発表に注目が集まる。
幸楽苑ホールディングスが2020年3月期に最終赤字に陥る。2019年3月期に黒字転換してわずか1年で再び赤字に沈む。だが1000億円企業を目指す中期経営計画に変更はない。どのような戦略なのだろうか。