新型コロナウイルスの感染拡大を受け日本政府による緊急事態宣言が今日(2020年4月7日)にも出される見通しの中、新型コロナウイルス感染症の終息後を意識した動きが現れ始めてきた。 

テレワーク(在宅勤務)が広まることで、これまで通勤や接待、社内コミュニケーションなどに消費していた時間を活用して、副業の立ち上げや資格の取得、さらには将来の旅行プランの作成などを支援しようという取り組みだ。 

副業の立ち上げや資格の取得などに成功すれば、新型コロナウイルス感染症の終息後に新たな収入の道が開けるわけで、新型コロナウイルスがその後の人生を変えることになるかもしれない。 

副業に関心持つ人が急増 

副業情報を提供する副業アカデミーを運営するレベクリ(東京都中央区)は、テレワークや外出を自粛している人たち向けに無料のオンライン講座を開講している。 

「即実践可能!副業ライターデビュー応援セミナー」「自宅でかんたん輸入販売セミナー」「月収50万円以上の生徒多数輩出!野田式ライン分析FXセミナー」「未経験者大歓迎!小学生でも分かる株式投資の基本セミナー」などがそれだ。 

同社によると全国の企業でテレワークが強化されており、これをきっかけに将来に不安を抱いたり、資産形成について興味を持つ人たちからの相談が急増しているという。 

副業アカデミーは会社の倒産やリストラ、自身の病気、親の介護などで収入が減ったり途絶えたりする不安を抱えている人に副業で収入を増やす支援に取り組んでいる。 

オンラインで菓子やパン作りの資格が取れるcotta license(コッタライセンス)を運用するcotta<3359>は2020年4月6日に「エスコヤマ認定 スイーツマスター講座」を開講した。 

同講座はパティシエ エス コヤマの小山進シェフのレッスン動画を見ながら、スイーツの基本と応用をマスターするもので、専用のチャットで講師とやり取りすることで、プロの技術を自身のペースで確実に習得できるという。 

基礎コースと師範コースがあり、師範コースは資格取得後に小山氏のレシピを用いたレッスンの開講が可能になる。 

同社はニュースリリースに新型コロナウイルス感染拡大の影響について記載していないが、自宅での有意義な時間活用のためにオンライン資格の需要が増えているとしている。