M&A速報

丸紅<8002>傘下の投資ファンド、ゴールドパック<2589>をTOBで子会社化

2010/12/13

丸紅傘下のアイ・シグマ・キャピタル(東京都千代田区)が管理・運営する投資ファンドのアイ・シグマ事業支援ファンド 1 号投資事業有限責任組合は、ゴールドパックをTOB(株式公開買い付け)により子会社化すると発表した。アイ・シグマ・キャピタルは全株式の取得を目指しており、TOBはその一環として実施する。国内飲料需要の伸び悩みなど外部環境の変化に対応するために、株式を非公開化した上で抜本的な経営改革を実施する方針。ゴールドパックはTOBに賛同している。

実際にTOBを実施するのはアイ・シグマ事業支援ファンド 1 号投資事業有限責任組合が設立した買収目的会社のBAF2(東京都千代田区)。ゴールドパックの筆頭株主のフェニックス・キャピタル(東京都千代田区)と東急電鉄(東京都渋谷区)はTOBに応募する意向を示している。

買付価格は1株当たり1641円。TOB公表前営業日の終値1170円に対して40.26%のプレミアムを加えた。TOBの買付予定数は293万522株で、下限は195万300株(66.67%)。応募が下限に満たない場合は買い付けを行わない。買付予定額は48億800万円。公開買付期間は2010年12月14日から2011年1月24日まで。決済の開始日は1月31日。

関連の記事

東急が取り組むコロナ後の「都市型鉄道」|人とものを「運ぶM&A」

東急が取り組むコロナ後の「都市型鉄道」|人とものを「運ぶM&A」

2021/07/02

“渋谷の大家”と呼ばれた東急電鉄(東急)。東京メトロでさえ小田急と組んでロマンスカーを運行しているのに、誰もが連想する箱根や日光など首都圏の行楽地に自社ではアクセスしていない。加えて空港アクセスもない。さらに特急もない…。有名だけど、きっと、別のことを考えているはずだ。

昭光通商をTOBで傘下に収めた「アイ・シグマ・キャピタル」とは

昭光通商をTOBで傘下に収めた「アイ・シグマ・キャピタル」とは

2021/03/21

昭和電工の子会社昭光通商がTOBで上場廃止となる見込みです。買付けを実施したのは、丸紅傘下の投資ファンド「アイ・シグマ・キャピタル」。アイ・シグマ・キャピタルは昭光通商を丸紅グループに統合することで、経営効率が図れるとしています。商社系ファンドの中で頭角を現すアイ・シグマ・キャピタルとはどのような会社なのでしょうか。

【ティーガイア】携帯ショップ最大手が「規模拡大」に走った成算

【ティーガイア】携帯ショップ最大手が「規模拡大」に走った成算

2020/09/10

国内最大手の携帯電話販売代理店網を持つティーガイアが、富士通系の富士通パーソナルズから携帯電話販売事業を買収する。シェアトップを維持するためのM&Aだが、成長が望めない業種だけにリスクは高い。なぜ同社はそんな決断をしたのか。M&A史を追う。

新型コロナ禍で相次いでいる「のれん減損」って何?

新型コロナ禍で相次いでいる「のれん減損」って何?

2020/08/27

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による景気低迷が長期化する中、「のれん代」を減損処理する企業が増えている。「のれん減損」で大幅赤字に転落するケースも珍しくない。2020年は「のれん減損」ラッシュになりそうだ。なぜか。

【東宝】会社分割が「世界の三船」を生んだ−M&Aシネマ繁盛記

【東宝】会社分割が「世界の三船」を生んだ−M&Aシネマ繁盛記

2019/10/24

東宝の歴史はM&Aの歴史だ。1932年に阪急電鉄創業者の小林一三氏が東京宝塚劇場を設立、これが「東宝」の語源である。設立早々に東急を立ち上げた五島慶太氏から渋谷・道玄坂の東横映画劇場を買収したのを皮切りに、映画産業内でのM&Aを加速する。

【VTホールディングス】新車販売「冬の時代」に成長する力とは

【VTホールディングス】新車販売「冬の時代」に成長する力とは

2018/10/25

国内自動車販売会社の苦戦が続いている。少子高齢化によるドライバー人口の減少やレンタカー、カーシェアリングへのシフトの影響により、新車販売台数は長期的に減少が避けられない。そんな「冬の時代」でもVTホールディングスは成長を続けている。なぜか?

【京王井の頭線】戦前の合併劇に揺れた東京郊外の路線(後編)

【京王井の頭線】戦前の合併劇に揺れた東京郊外の路線(後編)

2018/09/30

東京郊外鉄道は1933年8月に渋谷~井の頭公園間の営業が開始。その後、社名を帝都電鉄と改称したが、その営業は困難をきわめた。小林一三、五島慶太を迎え、京王井の頭線は小田急の傘下に。その後、東急を経て京王の傘下に入ったのは、戦後のことだった。

【山崎製パン】売上高1兆円超!成長エンジンにM&Aあり

【山崎製パン】売上高1兆円超!成長エンジンにM&Aあり

2017/11/14

山崎製パン<2212>は国内シェア4割を持つパン業界のガリバー企業。和・洋菓子や製菓・米菓などを合わせた連結売上高は1兆円を超える。国内で圧倒的な地盤を築く同社だが、ここへきて海外市場の開拓にアクセルを踏み込んでいる。人口減少などで国内のパン市場が縮小に向かうと予想される中、海外展開が課題で、M&Aがそのエンジン役を担っている。

関連のM&Aニュース

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5