新型コロナ禍で相次いでいる「のれん減損」って何?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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赤字ついでに「のれん減損」処理

実は米国会計基準や国際財務報告基準IFRS)では、「のれん減損」の計上に明確な基準がない。一般には企業価値が毀損していないかを調べる減損テストの結果や、買収時に想定した収益性を見込めなくなったのを受けて処理する。要は「企業がタイミングを見て実施する」ということだ。

コロナ禍で業績が低迷している時期に「のれん減損」処理が増えているもう一つの理由は、企業が「タイミングが良い」と判断したから...

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