実は米国会計基準や国際財務報告基準(IFRS)では、「のれん減損」の計上に明確な基準がない。一般には企業価値が毀損していないかを調べる減損テストの結果や、買収時に想定した収益性を見込めなくなったのを受けて処理する。要は「企業がタイミングを見て実施する」ということだ。
コロナ禍で業績が低迷している時期に「のれん減損」処理が増えているもう一つの理由は、企業が「タイミングが良い」と判断したから...
M&A Online編集部がM&Aデータベースで調べたところ、2020年1-6月の地域別M&Aは関東が活発だったのに対し関西は低調で「東高西低」だったことが分かった。