TDKは、ドイツの大手電子部品メーカーEPCOS AG(ミュンヘン市。売上高約2410億円)に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。EPCOSはTOBに賛同の意見を表明している。

買い付けは両社の電子部品事業を統合することが目的で、具体的には、TDKが受動部品事業を会社分割してTDK EPコンポーネンツ(仮称)を新設し、同社の下で自社とEPCOSの電子部品事業を統合する。EPCOSとは製品や技術、地理的市場などにおいて重複が少なく、効果的な相互補完が可能と判断した。EPCOSは、情報通信技術や自動車、産業用電子機器などの幅広い分野で商品を提供しており、欧州やアジア、北南米に製造・販売拠点を有するシステムメーカー大手。

TOBの買付価格は1株あたり約2990円。TOB発表前営業日の対象株式の終値に対して29%のプレミアムを加えた。買収額は約2000億円。

公開買付は2008年10月までに終了する見込み。