新型コロナウイルスがファミリーレストランの経営に大きな影を落としている。九州を中心にファミリーレストランを展開するジョイフル<9942>は2020年6月8日に、全店の4分の1に当たる200店を閉店すると発表した。
これに先立ってロイヤルホストなどを展開するロイヤルホールディングス<8179>が5月14日に、不採算店70店舗の閉店計画を明らかにしたほか、近畿圏を地盤とするフレンドリー<8209>も6月4日に、ファミリーレストランは1店舗のみだが、居酒屋を中心に41店舗の閉店を発表した...
急成長を続けてきたQR・バーコード決済サービスに「曲がり角」の兆しが見えてきた。これまで増え続けてきた加盟店に、脱退の動きが広がっているのだ。巨額のキャンペーンコストをかけて市場を育ててきたスマホ決済だが、刈り取り直前の失速も懸念される。
アパレルの名門、レナウンが経営破綻に追い込まれた。30年近くに及ぶ長期低落で危機的な状況にあったところに「コロナ」が“引導”を渡す格好となったのだ。かつて売上高トップを誇ったレナウンの凋落はアパレル各社にとって決して他人事ではない。
新型コロナウイルスの感染拡大が企業活動のさまざまな場面に影響を及ぼしている。27日はバッグ・ジュエリーで知られるサマンサタバサジャパンリミテッドが5月下旬に予定していた定時株主総会を6月下旬に延期すると発表した。
希望退職者を募集する上場企業が増え続けている。1~3月に計画を発表した企業は15社を数え、前年同期(8社)からほぼ倍増した。業種では製造業が半数を占めるが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う訪日観光客の激減が引き金となったケースも2社ある。