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手数料定額のスマホ証券「ワンタップバイ」が失速、社長交代へ
1,000円で株式投資ができるスマホ専門の証券会社「ワンタップバイ」の創業者・林和人氏が退任し、新代表に内山昌秋氏が就任しました。同社は口座獲得拡大のため、手数料定額プランを打ち出しました。それが振るわず、苦境へと追い込まれたようです。
OYOは2万軒以上のホテルを運営する、世界第6位のホテルチェーンです。企業価値は、7月に1兆円を超えたと創業者リテシュ・アガルワル氏が発表しました。この会社の最大の強みは、AIとビッグデータを駆使して、宿泊料を徹底的に管理。リアルタイムで最適な料金をユーザーに提示し、宿泊へと導いている技術力の高さです。
日本での賃貸住宅事業「OYO LIFE」は、2019年3月から開始しました。ヤフー<4689>と資本提携して合弁会社OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPANを設立しました。
このサービスは、スマートフォンひとつで物件探し、契約や支払いのインフラ整備から退去まで一気通貫のサービスを提供するものです。ホテルに泊まるように、賃貸物件を借りられます。煩わしい敷金や礼金の縛りをなくし、ユーザーの利便性を高めました。しかし、これは表向きの顔。「OYO LIFE」は、一括借り上げをして家賃保証をするサブリースの側面があります。
国内のサブリース会社と異なるのは、OYOが世界的なブランド企業であるということ。そしてヤフーと提携してマーケティングを強化していることです。「OYO LIFE」サービス開始前の事前登録者は1万人を超えていました。
ハイテク企業らしく、家事代行やカーシェアサービスを提供する企業と協業し、ユーザーへのサービスに厚みがあるのも特徴的。物件の利用者が、簡単に離れないような工夫を随所に凝らしているのです。
OYOへの加盟料、保証料、システム利用料などはすべて無料で、賃貸物件のオーナーのメリットが高いことも強みの一つです。
MDIは、OYOとの資本提携により、物件の付加価値を高めてオーナー候補への営業力に磨きをかけるものと予想されます。ハイテク企業との提携がMDI上場への足掛かりとなるのか。注目が集まっています。
麦とホップ@ビールを飲む理由
1,000円で株式投資ができるスマホ専門の証券会社「ワンタップバイ」の創業者・林和人氏が退任し、新代表に内山昌秋氏が就任しました。同社は口座獲得拡大のため、手数料定額プランを打ち出しました。それが振るわず、苦境へと追い込まれたようです。