総合化学企業の旭化成<3407>は、M&Aを活用して医薬事業と海外住宅事業を拡大する。
両事業ともに市場の成長が見込めることから重点成長事業に位置付け、企業買収に積極投資することにした。
医薬事業は免疫や移植の周辺疾患領域に絞った世界的な製薬会社への成長を目指し、事業基盤やパイプライン(新薬の候補物質)強化のためのM&Aを推進し、海外住宅事業では米国とオーストラリアで事業エリアの拡大やシェアアップなどを目標に企業買収を検討する...
宅配便の佐川急便を中核とする大手物流会社のSGホールディングスは今後3年間(2026年3月期~2028年3月期)で、M&A企業2社を活用して低温物流と国際物流を拡大する。
工作機械大手の牧野フライス製作所に、モーター大手のニデックが昨年12月末に買収提案を発表して3カ月が経過した。両社のせめぎ合いが続く中、いよいよヤマ場を迎える。ニデックが予告していたTOB(株式公開買い付け)開始日の4月4日が到来するためだ。
浄化槽や太陽光発電などの事業を展開するダイキアクシスが、空調設備や太陽光発電などの事業を、東日本エリアで強化することにM&Aを活用する計画だ。2025年12月期から2027年12月期までの3年間にM&Aに20億円を投じる。
日鉄ソリューションズはSIビジネスで、これまでの特定顧客からの受託開発を中心とする伴走型モデルから、自ら新しい価値を提案していくプロデューサー(制作管理者)型モデルに事業構造を転換する。