鉄鋼を主軸に事業を拡大してきた佐藤商事株式会社は2024年、グループ会社であったエヌケーテックの株式の大部分を高洋電機へ譲渡し、カーブアウトした。一時は清算も検討されたエヌケーテックだったが、M&Aという形で新たな道を歩み始めた。今回のM&Aの背景には、佐藤商事のどのような思いがあったのか。佐藤商事の代表取締役 専務執行役員 浦野 正美氏、統括部長 兼 経営管理部 部長 阿久津 勝広氏に聞いた。※文中敬称略
―御社の事業内容や特徴、強みについて教えてください。
浦野:佐藤商事は、業界では独立系鉄鋼商社と呼ばれています...
双方のメリットを明確にすること、役割分担や目標を明確にしておくこと、中でも重要なのはパートナーが信頼できるかどうかということ。そのM&A事例をご紹介する。
欧米とは勝手の異なる日本市場の開拓に苦戦した米国法人の事例をご紹介します。会社の譲渡を考えたとき、一体どのようなプロセスを踏むのでしょうか。