女子プロゴルファー渋野選手がウェア契約するビームスとは
AIG全英女子オープンで優勝した女子プロゴルファー渋野日向子選手とウェア契約を結んでいるビームスが、全英優勝記念モデルとして発売したポロシャツの売れ行きが好調だ。ビームスとはどのような企業なのか。
大塚家具、セールの反動で販売不振 1~6月期で4年連続の最終赤字
公開日付:2019.08.09
業績不振が続く(株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、江東区、大塚久美子社長)が注目の2019年1~6月期決算を発表した。
店舗網の再編などでコスト削減を進めたが、大幅減収が響き、1~6月期の純利益は24億5200万円の赤字だった。同期間の赤字は4年連続。2019年6月末時点の現預金は31億959万円で、2019年3月末時点(39億5167万円)から8億4208万円減少した。
売上高は138億7000万円(前年同期比26.3%減)と大幅な減収だった。今期は法人営業の強化やホームページのリニューアルなどの打開策に取り組んでいた。だが、昨年9月から開催した「在庫一掃セール」の反動が出た格好で、旗艦店の入店数が減少した。
2019年1~6月期の営業利益は23億9700万円の赤字(同35億600万円の赤字)、経常利益は24億900万円の赤字(同34億7200万円の赤字)、純利益は24億5200万円の赤字(同20億3700万円の赤字)だった。
通期は16カ月の変則決算で、2020年4月期の業績予想に変更はなく、売上高442億円、営業利益1億5700万円、経常利益6300万円、当期純利益2500万円と黒字転換を見込んでいる。
大塚家具は昨年12月、中国の家具大手の「居然之家」(イージーホーム)と業務提携した。さらに、今年2月には越境ECサイトを運営する(株)ハイラインズ(TSR企業コード:022392530、渋谷区)などとも業務・資本提携し、中国市場への進出を進めている。
また、7月19日には(株)ヤマダ電機(TSR企業コード:270114270、三嶋恒夫社長、東証1部)とコラボ店をオープンしており、提携関係を強めている。
ただ、国内既存店の売上は、昨年12月から今年7月まで8カ月連続で前年を割り込み、販売不振から脱却できずにいる。期待される中国市場の業績寄与は時間を要するとみられる。このため、国内販売の改善が遅れると業績に直結し、通期での赤字決算も現実味を帯びてくる。
AIG全英女子オープンで優勝した女子プロゴルファー渋野日向子選手とウェア契約を結んでいるビームスが、全英優勝記念モデルとして発売したポロシャツの売れ行きが好調だ。ビームスとはどのような企業なのか。