合併計画が頓挫している昭和シェル石油<5002>に注目!
新進気鋭のアナリスト巽震二が送るTOBマーケットレビューの連載第2回。今回の注目銘柄は、出光との合併計画が頓挫している昭和シェル石油。昭シェルの株式は早晩売却すると思われるからだ。
巽 震二
| 2016/11/15
2016.11.15
東京証券取引所は2日、MBO(マネジメントバイアウト=経営陣による買収)によって非公開化した企業が再上場する際の上場審査の指針を公表した。①MBOと再上場の関連性②プレミアム配分の適切性・MBO実施の合理性――の2つの視点で確認を行い、再上場時のコーポレート・ガバナンスの体制や再上場に至るまでの経緯を勘案し、総合的に再上場の可否を判断する。MBO後に再上場するケースが今後増える可能性があることに備え、投資家保護を強化する狙いだ。
MBOは上場会社の経営者が株主から株式を買い取って会社を非公開化する取引...
新進気鋭のアナリスト巽震二が送るTOBマーケットレビューの連載第2回。今回の注目銘柄は、出光との合併計画が頓挫している昭和シェル石油。昭シェルの株式は早晩売却すると思われるからだ。