◆2018年第3四半期(7-9月)のTOB

やや活性化したTOB市場

2018年第3四半期に公表された国内株式を対象とするTOBは12件でした。直前四半期の公表件数は7件、前年同期の公表件数は3件でしたので、TOB市場はやや活性化した状況にあります。

12件のうち、4件が親子上場会社における上場子会社の非上場化を目的として実施したものでした。うち2件は親会社による完全子会社化、1件はファンドによるバイアウト、1件は上場親会社と第2位株主である他の上場会社との2社でのJV化のための非上場子会社化でした。他方、上場を維持する連結子会社化を目的としたものが2件(いずれも上場持分法適用会社の上場子会社化)あり、全体として親子上場数は2社の減少となりました。

その他、上場会社による上場持分法適用会社の非上場完全子会社化が1件、非上場会社による持分法適用上場会社の非上場完全子会社化が1件、非上場会社の上場子会社が上場会社の非上場完全子会社となる取引が1件、親会社が上場子会社の第2位株主から株式を買い取る実質的相対取引のために実施した形式的なディスカウントTOBが1件、創業者一族によるMBOが1件、外部の事業家によるバイアウトが1件ありました。