日経平均株価は4月から6月まで戻り高局面となっているものの、7月以降は高値持ち合い圏で方向感がなく、依然として企業の投資意欲は低調気味に推移する可能性があると考えられます。
前四半期から引き続き、事業会社による積極的な事業拡張を目的としたTOBは低調となる可能性が高く、株価が6か月以上低迷しているような企業のMBO・バイアウトなどは活性化する可能性があります。
それでは早速、TOB注目銘柄を見てみましょう...
コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による日本企業の大型買収が活発です。日産自動車やカルソニックカンセイのTOBでは、普段見かけない特別配当の記載があることが最大の特徴です。