7月を振り返ると、初旬と月末に大きな動きがあった。前者はサッポロビール、後者はセブン&アイ・ホールディングスがその当事者だった。
サッポロビールは7月6日、デンマーク発の世界的ビール大手であるカールスバーグと資本業務提携し、シンガポールに合弁会社を設立すると発表した。合弁会社に約1029億円(約6億4300万ドル)を出資し、25%の持ち分を取得する。国内市場が伸び悩む中、成長が見込まれるアジアでのビール事業の拡大が狙いだ。
カールスバーグは東南アジア・香港で強固な販売ネットワークを持ち、アジアを成長戦略の中核と位置付けている...
有力外食ブランドのM&Aが相次いでいる。カフェ、定食、うなぎ…。その業態も多様だ。さらに、ここ数年、外食M&Aのホットコーナーの様相を呈するラーメンでも動きが絶えない。
9月はことのほか上場企業間の資本業務提携が目立った。このうち20%超を出資し、持ち分法適用関連会社化するケースも3件あった。
2025年も後半戦に入った7月。上場企業による資本業務提携の動きはどうだったのか。主な案件をピックアップし、その狙いなどを探った。
2025年4月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月比8件減の100件となり、4カ月ぶりの前年比減となった。
2025年1月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月比17件減の82件となり、出足は低調だった。90件を下回るのは3年ぶり。取引総額も5221億円と前年同月の約半分だった。