M&A速報

パイオニア<6773>、香港投資ファンド「ベアリング」の傘下入り

2018/12/07

パイオニアは7日、香港投資ファンドのベアリング・プライベート・エクイティ・アジアの傘下に入ると発表した。ベアリングが第三者割当増資を引き受けるなどして1020億円を投じてパイオニアの全株式を取得し、早ければ2019年3月中に完全子会社化する。これに伴い、上場廃止となる。パイオニアは9月にベアリングから支援を仰ぐと発表した際、上場を維持する方針を説明していたが、非公開化に切り替えて早期再建を目指す。

パイオニアは2019年4月から2年間で、生産・販売体制の再編や本社機能の縮小などを実施し、グループ従業員の約15%にあたる約3000人(非正規社員を含む)を削減する。森谷浩一社長と社外取締役2人を除く5人の取締役は辞任し、ベアリングから取締役を招く。

ベアリングは2019年3~6月に第三者割当増資引き受けで520億円、債務の株式化(DES)で250億円の計770億円を出資する。これと並行し、既存株主から全株式を約250億円で買い取り、完全子会社化する。買取価格は1株66.1円で7日の終値(88円)を下回る。2019年1月25日に臨時株主総会を開き、正式決定する。

関連の記事

大塚家具・千趣会・パイオニア、気になる会社の再建の行方は

大塚家具・千趣会・パイオニア、気になる会社の再建の行方は

2018/12/27

2018年も経営不振や経営再建が大きなニュースとなった。その中から、「気になる会社のその後」と題して、大塚家具、千趣会、パイオニアの3社を取り上げる。

パイオニア、スポンサーとなる香港投資ファンドと破談の「過去」

パイオニア、スポンサーとなる香港投資ファンドと破談の「過去」

2018/09/14

再建中のパイオニアが香港投資ファンドのベアリング・プライベート・エクイティ・アジアから経営支援を受けることになった。パイオニアはベアリング傘下で経営立て直しを進めることになるが、両社には4年前、ちょっとした関係破談の「過去」があった。

カーナビ依存のパイオニアは「開拓者」として輝きを取り戻せるか

カーナビ依存のパイオニアは「開拓者」として輝きを取り戻せるか

2018/08/13

パイオニア が、カーナビをはじめとする主力事業の車載機器事業で、複数の企業に資本参加を含めた提携を呼び掛けている。2018年4~6月期も66億円の最終赤字を計上し、赤字幅が拡大。

潮目が変わった日本のM&A 外国企業による日本企業へのM&A市場(中)早稲田大学・宮島英昭教授インタビュー

潮目が変わった日本のM&A 外国企業による日本企業へのM&A市場(中)早稲田大学・宮島英昭教授インタビュー

2017/08/03

日本のM&Aはどのように活性化し、どのような影響をもたらしてきたのか。前回に続き、早稲田大学商学部 宮島英昭教授に「外国企業による日本企業へのM&A」について伺った。

[電器業界のM&A]次の主戦場はカーエレ、激化する自動運転技術の主導権争い

[電器業界のM&A]次の主戦場はカーエレ、激化する自動運転技術の主導権争い

2017/07/16

電器・電子機器やそれらを動かすソフトウェアといったカーエレクトロニクス(カーエレ)分野でも主導権を争うM&Aが活発化しており、目を離せそうにない。

M&A速報検索

クリア