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2013年第1四半期TOBプレミアム分析レポート

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1. 総評

TOB件数は公表ベースで27件と前年同期(18件)比で増加した(表1)。
◆大型案件として、サーベラスによる西武ホールディングスに対する敵対的TOB(191億円)、ソフトバンクによるガンホー・オンライン・エンターテインメントへのTOB(250億円)、イオンによるダイエーに対するTOB(403億円)等があった(表2)。
◆2013年1QはディスカウントTOBが5件あっため、総プレミアムの平均は32.6%と低下しているが、ポジティブプレミアムの平均値は51.4%で傾向に大きな変化は見られない。分布で見ても大きな変化はない(表3) (表4)。
◆1Qのみで前期の上期を超える件数となり、TOBを含めた再編が活発化してきている。また、株価の上昇に伴いMBO案件は減少している。
(注)プレミアム算定に採用している株価は特に断りがない限り、公表日前3カ月月平均株価としている。

2. TOB件数の推移

TOB件数は公表ベースで27件と前年同期(18件)比で増加。

3. 2013年第1四半期の主なTOB


2013年4月15日現在

公表日 対象会社 買手企業 状況 買付価格 株価 プレミアム 買付総額(百万円)
2013.2.13 東光 村田製作所 進行中 300 213 40.85% 17,398
2013.3.12 西武ホールディングス サーベラス(米) 進行中 1,400 - - 19,142
2013.3.25 ガンホー・オンライン・エンターテイメント ソフトバンク(ソフトバンクモバイル) 進行中 340,276 219,575 54.97% 24,976
2013.3.27 ダイエー イオン 進行中 270 222 21.62% 40,348

※西武ホールディングスに対するサーベラスによるTOBは、西武ホールディングスがTOBに対して反対意見を表明することとなり、敵対的TOBとなっている。
※未定または進行中の案件は買付予定数に公開買付価格を乗じて買付総額を算出している。

4. 買収プレミアム(TOB)の推移

5. 買収プレミアム(TOB)の水準

※総プレミアム平均の推移48.0%(2008)→ 55.6%(2009)→ 41.7%(2010)→ 51.2%(2011) →45.0%(2012) →32.6%(2013・1Q)
※ポジティブプレミアム平均の推移54.6%(2008)→ 63.8%(2009)→47.4%(2010)→ 54.9%(2011)→51.2%(2012) →51.4%(2013・1Q)

資料提供:株式会社ストライク

M&A Online編集部

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