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アリナミン・ボラギノール・キャベジン…「大衆薬」で企業買収がなぜ盛り上がる?

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ビオフェルミン製薬を7月に完全子会社化…大正製薬ホールディングスの本社(東京都豊島区)

「ボラギノール」一筋に100年の天藤製薬

ロート製薬が「ボラギノール」の天藤製薬の買収を発表したのは6月8日。創業家などから株式67%余りを8月末に取得する。目薬のほか、内服液「パンシロン」で知られるロートだが、主力の大衆薬領域の商品拡充につなげる。

天藤製薬は日本の痔治療薬のパイオニア。ちょうど100年前の1921(大正10)年に「ボラギノール」を販売以来、医療用を含めて痔の治療薬一筋に歩んできたが、今回、経営の一大転機を迎える。

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