大正製薬ホールディングス(HD)は19日、米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブ傘下で、一般用医薬品を製造・販売するフランスUPSA(売上高541億円、営業利益99億円、純資産851億円)を買収すると発表した。買収額は1823億円。2019年6月下旬までにUPSAの全株式と関連事業資産を取得し、完全子会社化する。フランスを中心に東欧を含む欧州市場で一般医薬品事業を強化するのが狙い。

UPSAは1935年に設立し、解熱・鎮痛・消炎薬や総合感冒薬などでトップブランド製品を持つ。大正製薬HDは日本、東南アジアを事業基盤とする。欧州を地盤とするUPSAを傘下に取り込むことで、地域的な補完関係があるほか、製品開発やブランド、マーケティングノウハウなど両社の経営資源を活用してシナジー(相乗効果)獲得を目指す。