ブライダル大手のワタベウェディング<4696>が事業再生ADRを申請しました。同社は海外ウェディングへの依存度が高く、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限でキャンセルが増加。3月末に支払期限を迎える借入金の返済が困難になりました。
ワタベウェディングが事業再生ADRを申請する前の決算では、8億6,300万円の債務超過に陥り、100%の維持が望ましいといわれる流動比率は54.2%まで低下していました...
新型コロナウイルスは小売業を直撃した。臨時休業・営業時間短縮、消費者の外出自粛などが響き、売り上げを大幅に落とす企業が続出した。そうした中、日本の小売業として歴代トップの超大型M&Aが飛び出した。