欧州とアジアを結びスエズ運河で、大型コンテナ船「エバーギブン」が座礁した事故。発生から1週間かけて懸命の復旧作業が続けられ、ようやく離礁した。同船を所有するのは日本の海運会社で、愛媛県今治市に本社を置く正栄汽船だ。
同社は海運会社ではあるが、自らが海運事業を手掛けているわけではない。自社が所有する船舶を、日本郵船や商船三井といった「オペレーター」と呼ばれる海運会社に貸し付ける船舶貸渡業、いわゆる「船主」である...
東日本大震災の発生から10年が経過した。インフラ整備などで復興が進んだと言われるが、地域経済はどこまで回復したのか。M&Aの視点から最も被害が大きかった岩手県・福島県・宮城県の東北3県での復興を探ってみよう。
2020年のEV・プラグインハイブリッド車(PHV)世界販売ランキングによると、1位は米テスラの5人乗り小型EVセダン「モデル3」で、前年比21.7%増の36万5240台。2019年に引き続きトップを守った。一方、2位以下は大混戦となった。
新型コロナウイルス感染症拡大によって、2020年の外食・フードサービス業界は大打撃を受けた。4月の緊急事態宣言をはじめ、その後の第2波、第3波のたびに外出の自粛や営業時間の短縮などが求められたことから、赤字に転落する企業が続出した。
空港ターミナル内で営業する物販店や飲食店の撤退が相次いでいる。国の「GoToトラベル」で観光客は増えてきたが、本格的な回復は当分先との見方が広がっており、撤退の動きは止まりそうにない。ショップの撤退は空港運営にも深刻な問題をもたらす。