焼き鳥チェーンの鳥貴族ホールディングス(HD)<3193>が、3年連続の当期赤字に陥る見通しとなった。3月5日に発表した2021年7月期第2四半期決算の際に、これまで未定としていた通期の見通しを明らかにした。
それによると2021年7月期の当期損益は8億6100万円の赤字で、前年度よりも1億円近く悪化する。
同社ではこうした状況を踏まえ、2024年7月期を最終年とする中期経営計画を見直し、売上高、営業利益の目標数値を引き下げるとともに、コロナ禍でも通用する新業態としてチキンバーガー専門店「トリキバーガー」を立ち上げる計画を打ち出した...
帝国データバンクが外食事業を展開している上場企業で、月次売上高を公表している 65 社の全店売上高を集計したところ、65社中90%近い57社が前年同月実績を下回った。
スシローと、くら寿司の回転寿司大手2社の業績に明暗がくっきりと表れた。くら寿司が当期赤字に転落したのに対し、スシローは減益ながら営業、税引き前、当期の全段階で黒字を確保した。