「島忠」争奪戦だけではない、2020年の小売業界のM&Aを振り返る
新型コロナウイルスは小売業を直撃した。臨時休業・営業時間短縮、消費者の外出自粛などが響き、売り上げを大幅に落とす企業が続出した。そうした中、日本の小売業として歴代トップの超大型M&Aが飛び出した。
M&A Online
| 2020/12/30
2020.12.30
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴うリモートワークや遠隔授業、巣ごもり需要などでパソコンが売れている。米IDC(International Data Group)の調査によると、2020年のパソコン世界出荷台数は前年比13.1%増に。これは同13.7%だった2010年以来の活況となった。
が、それを大きく上回る成長をみせたのが米アップルだった。同社の出荷台数は同29.1%増と全体の2倍以上の高い伸びだ...
新型コロナウイルスは小売業を直撃した。臨時休業・営業時間短縮、消費者の外出自粛などが響き、売り上げを大幅に落とす企業が続出した。そうした中、日本の小売業として歴代トップの超大型M&Aが飛び出した。
自動車大手7社の中間決算(4-9月)が出そろった。純利益が黒字だったのはトヨタ、ホンダ、スズキ、SUBARUの4社。日産と三菱自動車、マツダの3社は赤字で明暗が分かれた。