経団連の主が6月1日に交代する。病気療養中の中西宏明会長(日立製作所前会長、5月12日付で同社相談役)が任期途中で退任し、住友化学会長の十倉雅和氏が緊急登板する。経団連会長は「財界総理」としばしば形容される経済界最高のポスト。十倉氏で15代目となるが、会長を輩出する業界・企業は時代とともに大きく変遷している。
経団連は略称で、正式名称は「日本経済団体連合会」。2002年に経済団体連合会(旧経団連)と日本経営者団体連盟(旧日経連)が統合して発足した...
欧米製薬会社の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの量産開始で「お役御免」と思われていた国産ワクチン開発が再び注目されている。理由は新型コロナウイルス変異株の流行拡大だ。しかし、先行きは決して楽観できない。その課題とは何か?
東日本大震災の発生から10年が経過した。インフラ整備などで復興が進んだと言われるが、地域経済はどこまで回復したのか。M&Aの視点から最も被害が大きかった岩手県・福島県・宮城県の東北3県での復興を探ってみよう。
2020年のEV・プラグインハイブリッド車(PHV)世界販売ランキングによると、1位は米テスラの5人乗り小型EVセダン「モデル3」で、前年比21.7%増の36万5240台。2019年に引き続きトップを守った。一方、2位以下は大混戦となった。
新型コロナウイルス感染症拡大によって、2020年の外食・フードサービス業界は大打撃を受けた。4月の緊急事態宣言をはじめ、その後の第2波、第3波のたびに外出の自粛や営業時間の短縮などが求められたことから、赤字に転落する企業が続出した。