親子上場の解消を目的とするTOB(株式公開買い付け)が勢いを増している。前年は年間11件だったが、今年は5月半ば時点で8件を数え、過去10年で最多ペースで推移中。各社の背中を押すのがコーポレートガバナンス(企業統治)強化や市場改革の流れだ。
TOBによる親子上場解消の発表は大型連休明け後の5月だけで4件。NTTはNTTデータグループ、三菱商事は三菱食品、清水建設は日本道路、VTホールディングスはトラストを完全子会社化し、非公開化することになった...
中堅物流企業のヒガシホールディングスは、これまでに蓄積したノウハウを活用して、新たなM&Aによる成長を目指す。東京証券取引所のプライム市場昇格へ向けた取り組みの一環だ。
ヨシムラ・フード・ホールディングスは、2023年に子会社化したホタテ加工大手のワイエスフーズなどを核にしたロールアップ戦略によって、ホタテ加工事業を拡充する。
総合化学企業の旭化成は、M&Aを活用して医薬事業と海外住宅事業を拡大する。両事業ともに市場の成長が見込めることから重点成長事業に位置付け、企業買収に積極投資することにした。