社名変更をめぐり、NTTとセブン&アイ・ホールディングスの間で明暗が分かれることになった。ビジネスの多様化に伴い、社名変更を悲願としてきたNTTは正式社名の「日本電信電話」から、7月1日をもって通称としてきた「NTT」に改める。一方、セブンはカナダ同業大手による買収提案への対応に追われる中、「セブンーイレブン・コーポレーション(仮称)」への社名変更を延期した。
NTTは5月9日、2025年3月期決算の発表に合わせ、社名変更を明らかにした...
中堅物流企業のヒガシホールディングスは、これまでに蓄積したノウハウを活用して、新たなM&Aによる成長を目指す。東京証券取引所のプライム市場昇格へ向けた取り組みの一環だ。
中古ブランド品買い取り中堅の大黒屋ホールディングスが、他社との提携を活発化させている。すでにLINEヤフー、メルカリとの連携事業をスタートさせており、今後は、清掃、倉庫、旅行、エンターテインメントなどの幅広い企業との提携を模索する方針だ。
中華食堂「日高屋」を展開するハイデイ日高にM&Aが近づいている。中期経営計画の重点施策に「海外マーケット進出、アライアンス・M&A」を追加したのに続き、M&A投資枠を設定するなど着々と準備を進めているのだ。
中堅物流会社の丸全昭和運輸は、港湾運送の国際埠頭を子会社化した2019年以降、遠のいていたM&Aに力を入れる。物流企業やメンテナンス企業などを対象としており、今後3年間で、これら企業の買収に100億円を投じる。