中堅の工作機械メーカーである高松機械工業<6155>は、自動車部品加工事業から撤退する。採算が厳しく、将来の成長性も見込めないため、早期の撤退を決断した。今後撤退に向けて取引先と交渉を進めるとともに、売上高の90%ほどを占める工作機械事業にリソース(経営資源)をシフトしていく。
2025年5月2日に発表した2028年3月期を最終年とする3カ年の中期経営計画「中期計画2027」に撤退方針を明記した。同中期計画期間中の実現を目指すとしている...
九州筑豊ラーメン「山小屋」を展開するワイエスフードが、2025年4月30日に予定していた米国やメキシコでラーメン店を展開するTajima Holdings(カリフォルニア州)の買収を断念した。
工作機械大手のオークマは、機械が自律的に高精度・高生産性と、脱炭素を両立する工作機械「Green-Smart Machine」を、EV(電気自動車)や半導体製造装置、航空・宇宙、建機、農機、油圧機器などの生産向けに拡販する。
総合化学企業の旭化成は、M&Aを活用して医薬事業と海外住宅事業を拡大する。両事業ともに市場の成長が見込めることから重点成長事業に位置付け、企業買収に積極投資することにした。
精密加工のリズムは、自動車や空調向け精密部品や、光学や工作機械向け精密金型などからなる精密部品事業と、時計やファン、スピーカー、加湿器などからなる生活用品事業でM&Aを実施する。