アパレル大手の三陽商会<8011>は10年後の2035年に、アッパーミドル(準富裕層)市場でのトップランナーを目指す長期目標を策定した。
同社は英国の有名ブランド・バーバリーのライセンス事業が2015年に終了し、翌年の2016年から営業赤字に陥っていたが、2025年2月期に3期連続で営業黒字を確保できたことから、拡大路線に舵を切り2035年に売上高1000億円(2025年2月期は605億2600万円)、営業利益100億円(同27億1500万円)を目指すことにした...
エンジン計測機などの分析機器大手の堀場製作所は、半導体ウエハー(半導体集積回路の材料となる円形の薄い板)の検査装置を開発、製造する韓国のEtaMax(エタマックス)を買収した。
カジュアル衣料大手のアダストリアは、今後5年間でオーガニック(社内の経営資源を活用した成長)な成長で売上高を1000億円強増やすとともに、M&Aでさらに最大1000億円の売り上げを上積みする。
自動車輸送をメインとする中堅物流事業者のゼロは、M&Aで自動車輸送に関連する周辺事業の拡大を加速する。こうした取り組みなどで2027年6月期に売上高1500億円(2024年6月期は1407億円)を目指す。
技術系人材サービス大手のテクノプロ・ホールディングスは、デジタル化でビジネスを変革するDX化を実現するための技術者の派遣などを行うソリューション事業で、事業の中核を担えるIT企業の買収を2026年6月までに実施する。