エンジン計測機などの分析機器大手の堀場製作所<6856>は、半導体ウエハー(半導体集積回路の材料となる円形の薄い板)の検査装置を開発、製造する韓国のEtaMax(エタマックス)を買収した。
堀場製作所が強みとする分光技術(多数の波長の光を波長ごとに分ける技術)と、エタマックスが保有する化合物半導体ウエハー欠陥検査の知見やソフトウエア技術を融合することで、ウエハー検査装置の品ぞろえの拡充とソリューション提案力を強化する...
中華食堂「日高屋」を展開するハイデイ日高にM&Aが近づいている。中期経営計画の重点施策に「海外マーケット進出、アライアンス・M&A」を追加したのに続き、M&A投資枠を設定するなど着々と準備を進めているのだ。
中堅物流会社の丸全昭和運輸は、港湾運送の国際埠頭を子会社化した2019年以降、遠のいていたM&Aに力を入れる。物流企業やメンテナンス企業などを対象としており、今後3年間で、これら企業の買収に100億円を投じる。
建設コンサルタント大手の建設技術研究所は、売上高1000億円の大台突破に向け、「コア事業領域の進化」「成長分野の加速」「新規事業の探索」「海外事業の拡大」の四つのテーマに取り組む。
日産自動車が揺れている。ホンダとの経営統合を断念し、鴻海による買収や米テスラとの協業など真偽が定かでないものを含め情報が錯綜している。内田社長の退任が決まるなど混迷が一層深まってきた。M&Aを含む日産の再建はどうなるのか?今後の行方を探る。