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ニデックがTOB撤回 “難”逃れた牧野フライスの行く末にも不透明感

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ニデックのロゴ(東京・大崎の東京オフィス)

モーター大手のニデックが工作機械大手、牧野フライス製作所の完全子会社化を目的に実施中だったTOB(株式公開買い付け)を撤回した。牧野フライスが導入した買収防衛策について、ニデックは差し止めを求める仮処分を東京地裁に申請していたが、これが却下されたのを受けた判断だ。ニデックが矛を収めたことで、約4カ月半に及ぶ両社の攻防戦はひとまずピリオドを打つ。

ニデック、戦略の見直しは?

ニデックは2021年に三菱重工工作機械(現ニデックマシンツール)を買収し、工作機械事業に参入...

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