免税店運営のラオックスホールディングス<8202>が、インバウンド(訪日観光客)需要に依存していた事業構造を改め、持続的な成長が見込める体制の構築を進めている。
既存事業の収益性を高めるとともに、M&Aによって新たな事業や企業を取り込むことで実現を目指すとしており、これによって「衣、食、住、遊で質の高いサービスを追求する」という。どんな企業に変わるのだろうか。
ラオックスは1930年に電気器具の行商から始まり、その後家電全般を扱う家電量販店に発展した...
社名変更をめぐり、NTTとセブン&アイ・ホールディングスの間で明暗が分かれることに。社名変更を悲願とするNTTは正式社名の「日本電信電話」から、7月1日付で通称としてきた「NTT」に改める。カナダ同業大手による買収提案に触れるセブンは「セブンーイレブン・コーポレーション(仮称)」への社名変更を延期した。
厨房機器のホシザキがM&Aを活発化させている。2025年4月24日に殺菌効果のある電解次亜水の大型生成装置事業を買収。同年1月には米国の厨房機器販売店の事業を買収した。さらに前年の2024年には4社、2022年には3社を傘下に収めている。
エンジン計測機などの分析機器大手の堀場製作所は、半導体ウエハー(半導体集積回路の材料となる円形の薄い板)の検査装置を開発、製造する韓国のEtaMax(エタマックス)を買収した。
カジュアル衣料大手のアダストリアは、今後5年間でオーガニック(社内の経営資源を活用した成長)な成長で売上高を1000億円強増やすとともに、M&Aでさらに最大1000億円の売り上げを上積みする。