医薬品卸売り中堅のバイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>は、荷主企業の物流業務を受託する3PLを中心とする物流受託事業を本格展開する。新規事業の創出が狙いで、これまで医薬品卸売事業内で展開していた事業を分離し、単独事業として展開する。今後、自社倉庫などへの投資に加え、運送業の買収などで実現を目指す。
物流受託事業では、これまで構築してきた医薬品搬送のためのサプライチェーン(商品が消費者の手元に届くまでの過程)を進化させることで、物流機能を新たな収益の柱に育てる...
工作機械大手のオークマは、機械が自律的に高精度・高生産性と、脱炭素を両立する工作機械「Green-Smart Machine」を、EV(電気自動車)や半導体製造装置、航空・宇宙、建機、農機、油圧機器などの生産向けに拡販する。
総合化学企業の旭化成は、M&Aを活用して医薬事業と海外住宅事業を拡大する。両事業ともに市場の成長が見込めることから重点成長事業に位置付け、企業買収に積極投資することにした。
精密加工のリズムは、自動車や空調向け精密部品や、光学や工作機械向け精密金型などからなる精密部品事業と、時計やファン、スピーカー、加湿器などからなる生活用品事業でM&Aを実施する。
衣料品をはじめ、服飾雑貨や電化製品、ホビー用品など幅広いリユース事業を展開するトレジャー・ファクトリーは、専門性の補完や地域の補完などのシナジーが見込めるリユース企業を対象にM&Aを実施する。