トップ > ビジネスと経済 > 企業動向 >もっと早く上場廃止を決断していれば…東芝TOBの「自業自得」

もっと早く上場廃止を決断していれば…東芝TOBの「自業自得」

alt
東芝の再建は社内で最も抵抗が強かった上場廃止で決着する(Photo By Reuters)

回り回って、最も嫌悪していた「上場廃止」に

これが最初の「誤り」だった。第三者割当増資を引き受けたアクティビストは株式の保有を続け、その後の東芝にとっての深刻な悩みのタネになる。2021年1月に東証1部・名証1部への復帰が実現したが、東芝の経営はアクティビストからの干渉に苦しむ。

2021年4月にアクティビストからの影響力を排除すべく、前年に就任した車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が古巣の英CVC キャピタル・パートナーズに買収してもらうことで打開を図ろうとした...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

シンガポールGIC、大和ハウスから愛知県の物流施設を買収へ

ロイター・ニュース・アンド・メディア・ジャパン
| 2023/7/22
2023.07.22

東芝、JIP主導のTOBへの応募推奨を決議

ロイター・ニュース・アンド・メディア・ジャパン
| 2023/6/9
2023.06.09

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5