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日本特殊陶業<5334>、心肺機能診断機器メーカーの米MGC Diagnosticsを子会社化

2022-11-28

日本特殊陶業は米国子会社を通じて、心肺機能診断機器メーカーの米国MGC Diagnostics Holdings, Inc.(ミネソタ州。売上高88億9000万円、営業利益4億5900万円、純資産△7億3700万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。注力分野と位置付ける医療事業の強化を目指す。従来の酸素療法ビジネスや喘息診断機器に続く新たな領域を取り込む。取得価額は約236億円。取得予定日は2022年12月30日。

日本特殊陶業は自動車用プラグや排気系センサーの大手。現行の長期計画では非内燃機関事業の比率向上を掲げ、医療事業の本格化を打ち出している。2018年には酸素濃縮装置などを製造するCAIRE Inc.(ジョージア州)を買収し、米国展開に乗り出した。

MGC Diagnosticsの子会社化に当たってはCAIREが設立する買収子会社を通じた逆三角合併の手続きを経る。

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