ソニーの平井一夫社長は「アイボは人と寄り添いながらともに成長していくパートナー。オーナーとかけがいのない物語を紡いでいける」と胸を張った。が、納得しないのは旧型アイボのユーザーたちだ。
ソニーは1999年に初代アイボを発売したが、2006年に最終モデルの生産を終了。2014年には修理サポート「AIBOクリニック」も閉鎖した。その後の修理はソニーOBが立ち上げたベンチャー「ア・ファン」が、修理に必要な技術情報をソニーに問い合わせても断られるなどの苦労をしながら対応している...
ソフトバンクグループ<9984>傘下の米通信大手のスプリントとTモバイルUSとの経営統合が再びご破算になった。理由はTモバイルUSの親会社・ドイツテレコムの頑強な抵抗。国内経済界からは「今回ばかりは相手が悪かった」との同情の声が聞こえてくる。過去に日本の自動車メーカーもドイツ企業には、さんざん煮え湯を飲まされてきたたからだ。
再編の流れが続くドラッグストア業界では医薬品や化粧品だけではなく、食料品などにも力を入れ始めています。その一つであるドラッグストア大手のツルハホールディングス<3391>は、積極的なM&Aで業界首位に躍り出ます。
過去にM&Aを巧妙に使って巨大なビジネス帝国を築いた企業がある。そう聞いてすぐに企業名を言い当てられるだろうか。答えは、パナソニックとしてブランドを押し出している会社、旧・松下電器産業だ。今回は松下幸之助が手がけたM&Aと現在のパナソニックの成長に合併・買収が果たした役割を見てみよう。