増えるMBO｜2021年のTOBプレミアム分析レポート
TOB件数は3年連続で増加した一方で、金額は大型案件が乏しく大幅減に終わった。活発なMBOでは上場廃止を目指す動きが目立った。事業の「選択と集中」志向で、今年もTOBは活発になりそうだ。
M＆A Online
| 2022/3/10
2022.03.10
【3月M＆Aサマリー】93件の高水準｜海外案件に異変、「米国企業」買収がゼロに
※この記事は公開から１年以上経っています。
約2700億円の大型買収を決めた横浜ゴム…同社の平塚製造所（神奈川県平塚市）
大豊建設、麻生が「ホワイトナイト」に
金額3位、4位に入ったのが建設関連。前田建設工業を中心とするインフロニア・ホールディングスは、海洋土木大手の東洋建設をTOB（株式公開買い付け）で完全子会社化すると発表した。買付代金は最大約580億円。現在、東洋建設株の20％余りを保有し、持ち分法適用関連会社としている。
インフロニアは昨年10月、前田建設、前田道路、前田製作所の上場3社が経営統合して発足した...
この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう！
アクセスランキング
【総合】よく読まれている記事ベスト5
日本郵船、自動車部品配送のオランダ「Parts Express」を買収 さらなるM＆Aに意欲
【小林製薬】紅麹問題で大揺れ！これからどうなる？｜ビジネスパーソンのための占星術
【4月M＆Aサマリー】95件、7カ月連続で前年上回る｜小野薬品工業が過去最大の案件発表
「1円の円安で450億円増益する」はずのトヨタ、なぜ減益に？
ニデックがM＆A戦略を転換、永守代表「本格的に大型の買収をやる」
