2013年4月には三菱商事<8058>と折半出資でリチウムイオン電池の主要部材である負極用炭素材料を生産するエム・ティー・カーボン(東京都千代田区)を設立するなど(2017年11月に清算)、他社との提携で事業基盤を固めていく。
2015年2月には大手化学メーカーの独BASFグループとリチウムイオン電池正極材事業の合弁事業をスタート。グローバル市場の需要に迅速に対応できる体制を整えるのが狙い...
パイロットコーポレーションは筆記具のリーディングカンパニーとして抜群のブランド力を誇る。日本初の純国産万年筆を製品化し、100年を超える歴史を刻む。そんな同社が中長期的な重点課題とするのが非筆記具事業の拡大だ。手つかずのM&Aについに着手した。
ドラッグストア大手のサンドラッグがM&Aを再起動した。今年に入り、8年ぶりとなるM&Aを2件手がけた。同社は2026年3月期に「売上高1兆円」を目標に掲げている。その実現に向けて、M&Aの号砲が鳴った形だ。
コロナ禍で観光業は深刻なダメージを受けた。大手航空券予約サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャーも例外ではない。コロナ禍前に積極的な買収をしていた同社も、一転にして子会社の売却に。その「売りの流れ」が、今年6月についに止まったのだ。