【市光工業】「ミラー事業」売却を決断、自動車変革期にどう立ち向かう?
市光工業が事業基盤の再構築にアクセルを踏み込んでいる。自動車用ランプ・ミラーの専門メーカーとして地歩を築いてきた同社だが、2枚看板のうち、ミラー事業を売却することを決断した。
M&A Online
| 2022/10/13
2022.10.13
2010年1月、日本経済に激震が走った。わが国のナショナルフラッグキャリアである日本航空<9201>が会社更生法の適用を申請し、事実上倒産したからだ。2008年のリーマン・ショックに伴う世界的な航空需要の縮小が原因だが、全く同じ状況に置かれていたANAホールディングス<9202>傘下の全日本空輸が生き延びたことを考えれば日航の経営に問題があったことは明らかだ。
そもそも両社は国の航空行政により、国際線と国内幹線は日航、国内幹線の一部と地方線は全日空という役割分担があった...
市光工業が事業基盤の再構築にアクセルを踏み込んでいる。自動車用ランプ・ミラーの専門メーカーとして地歩を築いてきた同社だが、2枚看板のうち、ミラー事業を売却することを決断した。
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